トータルにんにく栽培日記
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【2021-2022】にんにく栽培日記【トータルの挑戦】
にんにくは1年で1度しか収穫出来ず、秋に種を植え翌年の初夏に収穫する野菜です。
このページでは当社のにんにく栽培の様子をご紹介します。 にんにくを栽培する予定のある方は是非参考にしてみてください。
また、栽培に関しての不明点や質問などのご相談も承っております。メールフォームからお問合せください。
土づくり
にんにくをおいしく育てるためには、土作りがとても重要です。
にんにくに合った土で育てていたかどうかで、球の肥りや生育具合に大きな差が出ることがあります。
✔ポイント
・にんにくは土壌の養分をたっぷりと吸収します。
・土のpHは5.5~6.5の弱酸性が好まれます。
・最近は雨が多いので土が酸性に傾く傾向があります。
・酸性の土壌で育てると、小さいにんにくが多くなります。。
土づくり【ロータリーで草をすきこむ】2021年7月30日(金)
収穫後の畑では、夏の暑さとともに草が成長します。
草があっては土づくりができないため、まずは草をカットし、その後ロータリーで草をすきこみます。
土づくり【もみがらアミノ酸農法】2021年8月18日(水)
今年はもみがらアミノ酸農法に挑戦しています。
この日は、米ぬかともみがらを混ぜ合わせもみがらアミノ酸堆肥の仕込みをしました。
土に良いとされる微生物、乳酸菌を発生させ、更に草が生えにくい土にすることが狙いです。
無農薬栽培の推進につなげたいです。
堆肥内の温度は自然の反応で上がり、2日後40℃、3日後には50℃まで上昇しました。
約一か月~一か月半で完成です。
土づくり【堆肥投入作業①】2021年9月29日(水)
・消石灰アルカリ分70%
・苦土石灰
・米糠アミノ酸堆肥
を投入しました。
現在のpH5.6~5.9.石灰投入後6.5まで上昇させたいです。
米糠アミノ酸堆肥による生育の違いを見るため、混ぜるところと混ぜないところを区分しました。
土づくり【堆肥投入作業②】2021年9月30日(木)
【米糠アミノ酸部分】
・消石灰
・ハイミネコン
【通常農法部分】
・消石灰
・苦土石灰
・フミングアノ
・天然硫酸苦土肥料
・ハイミネコン
・にんにく一発肥料622号
以上を混ぜてロータリーで撹拌しています。
土づくり【堆肥投入作業③】2021年10月12日(金)
米糠アミノ酸圃場はpH6.5前後まで上昇。土も柔らかく仕上がっています。
使用していない圃場は消石灰投入前とほぼ変わらずpH5.5~5.7でした。土になじむまで半年から2年くらいかかるそうです。なので苦土石灰を追加で投入しました。
米糠の効果が絶大です。
種植え準備【マルチ張り】 2021年10月26日(火)~10月28日(木)
10月26日、マルチを張る前に土壌が固かったためロータリーで土壌撹拌。
マルチャーでマルチをはりました。使用したのはこのマルチャーです。 当社で取り扱いもしております。
マルチの効果
・雑草対策
・地温を上げる
種植え【植え付け機使用】 2021年10月29日(金)
10月29日、マルチ12本分、機械で植え付け完了しました。
手で植えるよりも圧倒的に楽で速いです。こちらも当社で取り扱いをしております。
種は、当社で乾熱処理をした種を使用しています。
センチュウのない種を植えることになるので、ベンレートやホーマイは使用しておりません。
✔ポイント【農薬使用量低減への挑戦】
・当社の特殊機械で種子消毒を施すことで、ベンレートT水和剤(種子消毒剤)を使わない。
・米糠アミノ酸肥料を使用することで草の発生を抑え、除草剤も使わない。
植え付けたら、マルチが飛ばないように、マルチの上から土をかけて作業終了です。
トウ摘み 2022年5月30日(月)
✔ポイント
・トウを摘むことでにんにくの肥大につながります。
5月30日(月)トウ摘みをしました。
トウが残っていると、エネルギーをトウに吸われてしまい、肝心のにんにくが大きくなりにくいです。
来週あたりに本格的にトウ摘み作業をしていきます。
収穫→乾燥
6月末に収穫、乾燥作業を行いました。来年の収穫までにんにくを一年間保存するために重要なのは乾燥です。
感覚だけではなく、機械で数値を測りながら適切に乾燥させます。